【カタバミ科・多年生植物】
【収穫時期】通年
【分布】日本全土、どこにでも。
道端で見かける頻度の高いカタバミはクローバーと間違われることも多いがクローバーはマメ科で全く別物である。
葉はクローバー同様に基本的には三葉だが、四葉~六葉など多葉変異体が存在する。七葉まで見たことがあるが、その群生する一帯には五葉~六葉が多くあったため、多葉変異体の群生には偏りがあるとする説を信じている。場所によって四葉すら見つからない事も少なくない。
春~秋にかけて(稀に冬にも)小さな黄色い五遍花を咲かせる。
葉ややわらかい茎、花を食べるが非常にアクが強いので一度茹でて水にさらしておく下処理の必要がある。また、シュウ酸を含んでおり食べ過ぎるとお腹がゆるくなるため食べすぎには注意が必要。
クローバーとの簡単な見分け方は夜暗くなると水分を蒸散させないよう葉を閉じる習性があるのでそれを利用し、両手でしばらく葉を包む方法や、飯ごうやリュックを持っていれば入れておく方法がある。
人間が傘を閉じる時の方向に葉を閉じればカタバミ。
傘と逆の方向に葉を閉じる様であればクローバーである。