【ヤマノイモ科・多年生植物】
【収穫時期】秋~冬
【分布】本州・四国・九州、山や河川沿いの土手のやや湿った土を好む。
つる性の植物で、葉はハート形をしており夏に花穂をつけ秋にはムカゴを実らせる。
食べる部位は根(自然薯)が有名で冬ごろに収穫するが、秋にはムカゴも茹でて灰汁を抜く事によって食べることが出来る。
畑などで保護育成パイプを使用し栽培されている真っ直ぐで長い自然薯に対して、天然のものは途中で石などの障害物にあたって曲がったり伸びにくかったりするがその分粘り気が強いのが特徴。
自然薯を採取する際は夏~秋の内につるを辿り地面に目印をつけておき、秋~冬にその地をただひたすら掘る。
自然に自生するものの殆どは期待するほどのサイズは無いのである程度掘れば採ることができる。(小さなものを採るにも根気は必要だが・・・)