ハマダイコン

【アブラナ科・多年生植物】
【収穫時期】通年
【分布】日本全土、海岸の砂地や沿岸域の荒れ地など海岸付近。

ハマダイコンはその名の通りダイコンに似ており、ダイコンが野生化したものとされる事が多いが、栽培されるダイコンにはない遺伝変異が含まれている事などから明らかな別種であるという説が有力である。
また、野生種同士で様々なダイコン類の種が交雑し、集団ごとに形質に違いがみられる事が明らかになっている。

食べる部位は根、茎、葉、花、実、その全てを食用とすることが出来る。

一応生食も可能とされるようだが、辛味が強い為、どの部位も一度は茹でて水にさらすなどの処理を行ったほうが食べ易い。茎や葉は特に生食には無理を感じる。

根は栽培されるダイコンの様に太いものが採れる事は珍しく、親指程度の太さしか無いことが多い。