タマスダレ(有毒)

鱗茎(球根部)の分かりやすい画像はこちらから。

【ヒガンバナ科・球根草】
【収穫時期】無し
【分布】日本全土、公園や田んぼ道、河原や山地など。

毒性を持ち、鱗茎をノビルアサツキと間違えて食べて中毒を起こす実例がある。

鱗茎、葉、花、つぼみ、その全てに毒性がある為食用にすることはできない。

見た目での判断は難しいが、ノビルは白く粉を噴いていることから判別ができ、アサツキは鱗茎が小さいのに対し、タマスダレは大きめの球根があることから判別が出来る。

慣れると葉を見ただけでも判別できるようになるが、念のため次のようにチェックをしておいた方が良い。

最も簡単な判別方法は『臭いを嗅ぐこと』である。
ノビルやアサツキはネギ臭がするのに対し、タマスダレは無臭なので、
食べる前に必ず臭いを嗅いで判別することが大切である。

少しでも判別に迷いや不安があれば、食べないようにしよう。