新芽のオオバギボウシとバイケイソウ類の比較など詳しい画像はこちらから。
【ユリ科・多年生植物】
【収穫時期】春、夏
【分布】日本全土、山地、草原などの日陰や湿りけのある所に群生。
茎、葉、花を茹でたり、おひたしにして食べることが出来る。大きいものよりも小さい若葉の方がクセが無く美味しく食べられるが、若い芽出しの頃ほど毒草のバイケイソウ、コバイケイソウ、ミヤマバイケイソウに良く似ているので間違えて食べないように注意が必要。
採取する際は、茎の根元から切る(折る)ようにして採るようにしよう。
・オオバギボウシの葉には葉柄があり、主脈から側脈が出る。
・バイケイソウ類の葉は無柄で、平行脈である。
オオバギボウシの新芽を食べるには上記で違い見分けることが出来るが、
丸まった新芽では識別が難しいので少し葉が開いた状態のもので確認しよう。
見た目で判断ができない時は手を出さないことをオススメするが、
もし食べてしまって苦味を感じたらそれはバイケイソウ類の可能性が非常に高いのですぐに吐き出し、口内を水でゆすぎましょう。決して飲み込まないようにして下さい。
少しでも判別に迷いや不安があれば、食べないようにしよう。
バイケイソウ類を誤食してしまうと嘔吐や手足にしびれが起こり、死に至った事例もある。