ナワシロイチゴ

【バラ科・つる性落葉低木】
【収穫時期】夏~秋
【分布】日本全土、石垣や林緑などの日当たりの良い傾斜地に良く見られる。

茎はつる状に延びて這い軟毛もち、刺がある。葉は互生し奇数羽状複葉で1年目の茎の葉は大きい。花期は晩春でピンク色の5枚の花弁は開かないことが多い。

花期は春で、枝先や葉腋に散房状の花序をつけ紅紫色の花を上向きに咲かせる。

1つの果実を形成するつぶつぶはやや大きめで、赤く熟した果実を生のまま食べることが出来るが、中にアリなど虫がついていることが非常に多いため、食べる前に割って確認した方が良い。

採取の際はあちこちにある棘に注意すること。葉脈の裏側にも棘を持つため、何気なく葉を触ってしまってチクっと痛むことも多い。出来れば葉や茎には一切触れないことをオススメする。刺さると結構痛い。