ヨウシュヤマゴボウ(有毒)

【ヤマゴボウ科・多年生植物】
【収穫時期】無し
【分布】日本全土、山や野原、河原など。

植物名で『ヤマゴボウ』と呼ばれ、一般で山菜として販売されることのある『ヤマゴボウ(モリアザミ)』と紛らわしいが、本当のヤマゴボウはこちらのヨウシュヤマゴボウを指し、モリアザミとは全く別物の有毒植物である。

成長したものは高さ2m程になり、茎は無毛で赤く、根は太く長い。
葉は長い楕円形をしており、夏に白い小花をつけ秋に向けてぶどうの様な果実を実らせる。

ヨウシュヤマゴボウはそ全草が有毒で、誤って食べてしまうと強い嘔吐や下痢、麻痺や痙攣から意識障害が起こり、最悪の場合は心臓麻痺で死に至った実例もある

ヤマゴボウという名前やぶどうのような見た目から勘違いが起こりやすいが非常に強い毒性をもっている為、絶対に手を出さないよう注意が必要である。