モリアザミ

【キク科・多年生植物】
【収穫時期】秋~春
【分布】本州・四国・九州、山地や野原などの日当たりの良い場所。

緑の葉にはとげがあり、葉はタンポポのように根(土)から直接葉が生えているように見える根出葉である。
成長した茎の高さは1メートル程になり、紫色の花を咲かせるが開花時期には根出葉は残っていない。

見かけることの多い野草だが『ヤマゴボウ』などとも呼ばれ、その根をゴボウのようにして食べることが出来る。

本当のヤマゴボウは別に存在し、それには毒が含まれているので食べることはできない。全く別の植物である。

誤解を招くのは名称くらいで、見た目は似ていないので”まぎらわしい名前の植物がある”という事さえ知っていれば誤食の心配はないだろう。