ツルドクダミ

【タデ科・つる性多年生植物】
【収穫時期】通年
【分布】日本全土、野山、道端などあらゆる場所に自生。

ツルドクダミはドクダミと葉の見た目が似ていることからその名がつけられているが、全く別のタデ科の植物である。故に特有の”ドクダミ臭”は全くしない。

葉はハート形で濃い緑色をしており、やや厚みをもっている。花期は夏~秋にかけて白い淡緑の小さな花を多数咲かせる。

つるの巻き方は右巻き(Z巻き)と左巻き(S巻き)の両方向で、他のつる性植物と区別する為の大きな特徴である。

若葉、若芽を食べることができ、おひたしや生のままてんぷらなどで食べる。
ドクダミ臭は無いので、はるかに食べやすく通年手に入るのでありがたい野草である。

塊根は日干ししたものを煎じて服用すると、疲労や通便、冷え性などに効果があるとされている。一説では白髪予防(黒髪化)や抜け毛対策(育毛)にも効果があるとも言われている。