コハコベ

【ナデシコ科・一年生植物】
【収穫時期】春~夏
【分布】日本本土、野原や畑、道端など。

一般的に単にハコベと言う時はこのコハコベのことを指す。『ハコベラ』として春の七草で知られるのもこのコハコベのことである。

葉は小さく、茎は赤紫のような色をしており、下側に白い毛が列を成して生えているのが特徴。秋頃に発芽し、春~夏に白色の花を咲かせる。

ミドリハコベとよく似ているが、ミドリハコベは茎の色が緑色なので区別がつけられる。
花が咲いている場合は雄しべの数がコハコベは3~5本であるのに比べ、ミドリハコベは8~10本なので区別することが出来る。

茎、葉を食べることが出来、おひたしや胡麻和えなどにすると美味しく食べられる。