ハルジオン

【キク科・多年生植物】
【収穫時期】春
【分布】日本全土、草地や荒地、道端などどこにでも。

圧倒的に出くわす機会の多い野草。
茎葉は黄緑色で少し毛が生え、成長すると高さ1m近くにまで伸び、ほとんど枝分かれせずに先で枝分かれし、春になるとその先端に白かピンクがかった花を咲かせる。
非常に繁殖力が強くどこにでも自生し、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれるほどである。

若葉やつぼみをつけた花茎を摘んで食べることが出来るが、生食はしない。

良く似たものにヒメジョオンがあり、ロゼットの状態のものでは区別が難しいが茎葉が出ていれば簡単に識別できる。

一つは茎を折って確認する方法。
茎の中に空洞があればハルジオン。
空洞が無く詰まっていればヒメジョオン。
※ハルジオンでも折る場所によっては中身が詰まっていることがあるので数箇所折って確認してみた方が良い。

もう一つの方法は葉の付け根を見る方法。
葉が茎を抱いている(またがる)ように葉が生えるものはハルジオン。
茎の一面から葉が生えるのがヒメジョオンである。

詳しい図解や説明はこちらが分かり易い。