ハナイグチ

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出展:里山便り

【イグチ目・ヌメリイグチ科】
【時期】秋
【色】赤色

秋頃にカラマツ属の林内、地上に発生する。
傘は赤みを帯びた茶色で10cm程になる。成長すると傘が平らになっていき最終的にはラッパ傘のように反り返っていく。

湿ったときは強いヌメリが出て傘の表面にてかりが出る。柄と管孔(傘の裏の多数の穴)は黄色で、柄の根元に傷を入れると少し青く変色する。ツバがへばりつくのも特徴。

スーパーなどに並ぶこともある美味しいキノコとしても知られており群生することが多いので、1株見つけたら近くを探してみよう。ハナイグチは一度に多くの収穫を期待できるとてもありがたいキノコとしても人気がある。

ハナイグチはキノコ狩りをする人であれば誰もが知っているくらい有名で、見つけた際はその誰もが好んで採取しているであろうキノコである。
但し、収穫後は痛みやすく次第に黒く変色していくので適切に保存処理ができるようでなければ早めに食べた方が良い。