新芽のコバイケイソウとオオバギボウシの比較など詳しい画像はこちらから。
【ユリ科・多年生植物】
【収穫時期】無し
【分布】日本全土、山地、草原などの日陰や湿りけのある所を好み群生する。
コバイケイソウはその全身に毒を有する有毒植物である。
葉は広い楕円形をしており葉脈が平行で、葉先は尖った形をしている。
成長すると高さ1mほどになり、夏になると穂の先に白い小さな花を沢山咲かすのが特徴である。
成長したものは見た目で容易に判別することが出来るが、新芽がオオバギボウシに良くにており、群生する点や自生する条件も同じであることから見分けがつきにくい為、誤食されることが多いので注意が必要。
間違って食べてしまうと嘔吐や痙攣を起こし、実際に死に至った実例もある。
・オオバギボウシの葉には葉柄があり、主脈から側脈が出る。
・コバイケイソウの葉は無柄で、平行脈である。
オオバギボウシの新芽を食べるには上記で違い見分けることが出来るが、
丸まった新芽では識別が難しいので少し葉が開いた状態のもので確認しよう。
見た目で判断ができない時は手を出さないことをオススメするが、
もし食べてしまって苦味を感じたらそれはバイケイソウ類なのですぐに吐き出し、水で口内をゆすぎましょう。決して飲み込まないように注意することを覚えておいて欲しい。
少しでも判別に迷いや不安があれば、食べないようにしよう。