ヤマユリ

【ユリ科・球根植物】
【収穫時期】秋~春
【分布】日本本土、日当たりの良い山地や草地など。

草丈1.5mほどまで成長し、夏には白い大きな六弁花を咲かす。

食べる部位は鱗茎。いわずと知れた『ユリネ』で、花付きが大きいものほど鱗茎が大きく食べ応えがある。

鱗茎を食べるので採取の際は土を掘る必要があるが、夏場は花に栄養をもっていかれ鱗茎が小さくなり食べるところが無いので、むやみに掘り起こさないようにしよう。

根を取り除き鱗茎をきれいにしてから、生食も可能だがゆでたり蒸したりしてから食べたほうがほくほくして美味しい。てんぷらなどもオススメだが、サバイバルの生活の場合、油はそうそう手に入らないだろう。

薬用として、はれものなどの塗り薬にすることもできる・・・がもったいないので食べてしまおう。

ウバユリに似ているが葉の形から簡単に見分けることが出来る。
ヤマユリの葉は笹の葉のように細長くシュっとしているのに対して、ウバユリの葉は丸みを帯びたハート型をしている。尚、ウバユリの鱗茎も食べることが出来る。