エノキタケ

【ハラタケ目・タマバリタケ科】
【時期】晩秋~冬
【色】黄土色~こげ茶色

エノキタケを知らない人はほとんどいないだろう。しかしながら野生のエノキタケを見たことがある。知っているという人は意外と少ないのではないだろうか。
一般的にスーパーなどで売られているエノキタケは光を当てずに栽培されたのもで、ひょろひょろと細長く白くなっている。

菌類は光合成を行わないため成長するために光は必要ないが、繁殖のための性質として光のあたるところに出た方がより広い範囲に胞子をとばせる可能性があるため、菌類のほとんどは光を求める傾向にある。エノキタケの場合、光のある場所で成長したものは柄が短くしっかりとした傘は3~4cm程になる。

温帯地域に広く分布し広葉樹の切り株や倒木に発生することが多い。